当協会・中核充填所委員会は11月1日から7日にかけて、令和5年度兵庫県中核充填所防災訓練を三和商事㈱（豊岡市)、伊丹産業㈱三田工場（三田市）、三木ガス販売㈱山崎工場（宍粟市）の3事業所において実施しました。
この訓練は、石油備蓄法上の災害時石油ガス供給連携計画に基づく通報訓練と連動して行われるもので、地震等大規模災害が発生した場合に備え、被災地域においてＬＰガスを 安定的に供給できる体制の整備、運用をすること、ならびに災害時石油ガス供給連携計画に基づく県内の防災体制の強化を図り、かつ防災訓練を実施することにより、中核充填所の機能と役割を確認することで一層の防災体制の確立を図ることを目的としているものです。
訓練では地元消防本部や市役所防災担当職員、地元ＬＰガス販売事業者等の来賓を招き、「県内を震源地とするマグニチュード7.4の地震が発生し、県下で最大震度６強を観測。家屋の倒壊や火災、各種ライフライン設備の破損、幹線道路の寸断、自治体が指定していた避難所の被災が発生している」想定のもと、隊長指揮によりＬＰガス非常用発電機の稼働訓練、衛星電話を用いた通信訓練、ＬＰガス車とＬＰガスボンベへの充填訓練、避難所への緊急物資輸送と復旧訓練を実施しました。
訓練の様子